レイキは、私たちのすぐそばに存在する“自然な生命エネルギー”です。
とくに手から流れやすい性質があるため、不調のある箇所に優しく手を添えるだけで、身体が必要としているエネルギーを自然に受け取り、症状の緩和や回復を促します。
これが、レイキヒーリング(レイキセラピー)であり、家庭療法や代替補完療法として世界中で活用されています。
目には見えないエネルギーであるため、「本当に存在するの?」と感じる方も少なくありません。
しかし、この自然エネルギーは私たちの身体の中にも流れており、人によって多い・少ない、感じやすい・感じにくいといった違いはありますが、確かに存在しています。
地球上のあらゆる生命はエネルギーでできており、人間も例外ではありません。
近年は、原因のはっきりしない体調不良や精神的な不安定さを抱える方が増えています。
病気と診断されるわけではないけれど、健やかとも言い切れない ― いわゆる未病の状態にある方が多く見られます。
その背景には、自然環境から離れた生活により、身体のエネルギーが不足しやすく、
本来自分で行えるはずの“セルフケア機能”がうまく働かなくなっていることが考えられます。
レイキは、その不足したエネルギーを無理なく補い、整えるためのシンプルで実践的な方法です。
施術はとても静かで、ただ優しく手を当てるだけ。
受け手の身体が伝えてくる微細なサインを丁寧に感じ取りながら、必要なエネルギーの流れを整えていきます。
外側から“何かをする”のではなく、
本来その人が持っている回復力を静かに引き出していく ―
それがレイキの本質です。
ただ静かに、そっと手を当てる。
レイキでは、施術者が何か特別な意図を込めることはありません。
むしろ意識を手放し、“自然のエネルギーが通りやすくなる状態”をつくることが大切だとされています。
施術者は、水道管のパイプのような役割だとよく例えられます。
レイキは施術者の個人的な力ではなく、あくまで自然界にあるエネルギーが流れていくと考えられています。
受け手の身体は、そのエネルギーを乾いたスポンジのように必要な分だけ吸収する。
エネルギーが不足している部分にはより多く流れ、受け取ったものは身体が自ら必要なところへ届けていく
レイキはそんな“自然な整い”をサポートするシンプルな療法です。
このプロセスを通して、本来の回復力・自己調整力・免疫力が働きやすい状態を目指します。
たとえば、心身の負担が続いて胃の調子がすぐれない方でも、レイキでゆるんでいくことで、自然な働きを取り戻していくことがあります。
レイキは決して複雑なものではありません。
特別なことをする必要もありません。
ただ自然の一部である私たちに、自然のエネルギーがそっと寄り添うだけ。
絡まっていたものがふわりとほぐれ、もともとのシンプルな自分へ戻るお手伝いをしてくれる
レイキとは、そんな穏やかな療法です。
レイキは心にも変化をもたらす
レイキを受けたり流したりしていると、足りなかったエネルギーが静かに満たされていきます。
そのエネルギーが、自分で自分を整え、癒やしていく力をそっと呼び覚まし、体調も少しずつ良いほうへ向かっていきます。
心と身体は深く結びついています。
身体がゆるみ、整いはじめると、心も自然と穏やかになり、イライラや落ち込みが少しずつ薄らいでいくでしょう。
大きな変化ではなくても、「あ、なんだかラクかも」という小さな変化が、日々の中にそっと訪れます。
やがて自分に優しく目を向けられるようになり、
「これでいいんだ」と、自分を受け入れる感覚も育っていきます。
心が満たされてくると、物の見え方も、思考のめぐりもゆるやかに変わり、内側がふっくら豊かになっていきます。
そして、ただやさしく手を当てるだけで
手の温かさややわらかな感触に、どこか守られているような安心感が生まれます。
それは、私たちがこの世界に生まれたときに最初に感じた“ぬくもり”を、心が覚えているからなのかもしれません。
