レイキを知るために、まず歴史をみていきましょう。
靈氣系統図です。↓
直傳靈氣研究会HPより引用
レイキは靈氣療法から始まりました。
靈氣療法とは
靈氣療法とは、1922年(大正11)に創始者臼井甕男(うすいみかお)先生により、日本で生まれました。
正式名称は、“心身改善臼井靈氣療法”と言います。
今の直傳靈氣、西洋レイキの原点です。
日本で大正から戦前にかけて広く活用されていた民間療法(治療法)です。
施術方法は患部や不調な所に、手を当てるだけです。自然からのエネルギーを受け取り相手に送るだけです。自分のエネルギーを使いません。ここが気功と違うところです。
送るだけなので相手の邪気を受け取ることもありません。
自分がパイプとなってエネルギーを送るので、受け手だけでなく送り手も整い元気になります。
エネルギーを送ることに意図はなく、宗教などとは無関係なものです。
靈氣療法は、切り傷・擦り傷・火傷などのケガや、風邪・腹痛・歯痛などの軽度の症状、精神的なものにも広く活用できます。
いつでもどこでもすぐに手当てをできるところが良いところです。
そして単独でもほかの療法と併用することも出来ます。
靈氣からreikiへ
靈氣療法は、創始者の臼井甕男先生から林忠次郎先生へ伝授されました。
医師に余命幾許もないと宣告され、日本に里帰りをしていたハワイ在住の日系人高田はわよ女史は、林忠次郎先生より伝授を受け、奇跡的に救われました。靈氣はハワイに持ち帰りreikiとして広まっていきました。これが現在のレイキ(西洋レイキ)の原点です。
reikiは、海外でのスピリチュアアル的な要素が付け加わったり、靈氣にはあったものがなくなったりして世界に広まっていきました。
reikiからレイキへ
海外で広まったreikiですが、発祥の日本で広めようとフランクペッター氏により、セミナーが開催されるようになりました。日本生まれの靈氣ですが、海外から逆に入り学びに行く形になりました。
そしてreikiからレイキ(西洋レイキ)として広まっていきました。
現在日本におけるレイキの主流は99.9%が西洋レイキといわれています。